不動産

ボロ戸建て 諦めの買付編 まさか家が買えるなんて

gorilla

ボロ戸建て物語 諦めの買付編 半額の指値をブチかます

どうもゴリラ不動産です。前回は自宅近くに見つけたボロ戸建て(昭和レトロ家)を内見し、買うことを諦めるために、無理強いをした半額買い付けを出しました。
 自分の中で諦めを付けるために、人はときに不可能なことに、敢えて挑戦する。

 そして、自分の中で諦めを付けるために、人はときに、諦めの命運を外部に託す。

諦めの為の買付」を出してから、数時間。心のどこかで、万が一OKが出たらどうしよう。ソワソワ ソワソワ まるで宝くじを買った時のような、当たってもいないのに勝手に期待する自分がいた。

電話は突然に!

「もしもしゴリラさんですか?」
「あの物件の件ですが、あと30万円上乗せ出来ますか?」
「それなら売主さんOKだそうです。」

おい!まじかよ。と心がざわつく。
不動産とは、不思議なものです。
値段が決まっているようで、決まっていないのです。
 例えば、お店で「これいいね。半額なら買います」なんて言われたら、間違いなく、俺なら客をぶん殴りますが、不動産においては、ある条件を満たすと、これがまかり通ったりします。

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もっ、もう1回見ていいですか?

状況は変わった。まるで、気のある女の子に、ちょっと告白してみたら、あっさりオッケーだった時のような。知らんけど。
 もう一度、室内を見ると、「うーん。何とかなるやろ。工事費かかりそうだけど…」という印象。室内は、5LDKで80㎡以上ある。
勿論、建ぺい率容積率をオーバーしている。

気がつくと銀行で帯付き札をおろし、手付金を持参していた。
 売主様は、中年の夫婦で、「元々実家だったけど、賃貸で貸してたの」「退去しちゃったから、今は空き家よ。色々古くなったから処分しようと思って…」とのこと。
 僕は、あっさりと契約を結んだ。

これから始まるDIY戦争の始まりである。

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編集長
ゴリラ不動産 編集長です。 Airbnbのスーパーホスト 空き家を活用して民泊施設へ改修した「民泊奮闘記」を発信中です。
また、ボロ戸建ての再生や、不動産に関するエッセイなどを発信しています。
宅地建物取引士|賃貸不動産経営管理士|不動産コンサルティングマスター
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