不動産

ボロ戸建て 内見実施編 ジモティで内見した話

gorilla

ボロ戸建て物語 内見実施編 ジモティでセルフ内見

どうもゴリラ不動産です。前回、入居者募集の為に、ジモティーに広告を掲載しました。内装を解体したままの状態で、借りてくれる人はいないだろうかという実験的な取り組みである。

ジモティから問い合わせ続出!?

ジモティーに掲載すると、問い合わせが続出した。
これは、思ってもいなかった事だ。そして、考える。問い合わせをして頂いた方が、どのような使い方をしたいのだろうか?

 今回は、予め住居としてだけではなく、アトリエや工房、事務所などの事業用の賃貸でも利用できるように間口を広げていた。

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内見者続出 どうするゴリラ!?

「この度は、ご内覧ありがとうございます。ゴリラ不動産です。」
「スゴク イイトコロネ。自然がイッパイ 東京とオモエナイネ」
初めての内見は、中国人であった。
「ボロイケド 家大きいネ 庭もアルネ」
「一人で住むんですか?」
「友達と住む家探しているネ!ここなら住めるネ!東京家賃高いネ!」
「お風呂場見る?かなり古いけど大丈夫ですか?」
「中国人あまりお風呂入らないネ!シャワーだけだネ!大丈夫!!」

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そうなのか。外国人はあまり、お風呂を気にしないのか。。これは発見だ。

「いつ工事終わるネ!?」
「・・・このままだ。」
「えっ?」
「・・・このまま引き渡す。この物件はサグラダファミリア もとい‼未完の傑作!ゴリラダファミリアなのだ!」

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中国人は、悲しそうな顔をして帰っていた。

次だ!次!気持ち切り替えていこう!!

 1人目の内見を終えて、うむ。ちょっと営業トークが強引だったかな。反省反省。気持ち切り替えていこう。と自分を励ます。問題はそこではない気がしたが、誰か一人に気に入ってもらえれば良い!と問題点をはぐらかす。

 次に来られたのは、シェアアトリエを検討している方々だ。
「こんにちわ。」
「友人たちとシェアアトリエを探しています。何か秘密基地みたいで良いですね」
「何人くらいで使いますか?」
「今の所4人くらいで考えています。部屋数もあるから、ちょうど良いかも。」
「そうですね。作業スペースは十分とれそうですね!」
「ただ、ここ車入れますか?」
「・・・無理ですね。」
「・・・そうですよね。…わかりました。」
 何がわかったのか、わからないまま内見は終了した。
その後連絡は途絶えた。

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次だ!次!気持ち切り替えていこう!パート2

2人目の内見を終えて、うむ。ちょっと営業トークが強引だったかな。反省反省。気持ち切り替えていこう。と自分を励ます。問題はそこではない気がしたが、誰か一人に気に入ってもらえれば良い!と問題点をはぐらかす。(2回目)

3人目の内見者は、ペット飼い!?
「こんにちわ。内装このままですが、大丈夫ですか?車はいらないけど大丈夫ですか?」先手必勝である。
「大丈夫です。内装業やっているので自分で、好きな居住空間にしていいんですよね?」
「はい!はい!はい!大丈夫です!」
「ペットもOKなんですか?」
「はい!はい!はい!はい!大丈夫です!」
「犬と猫がいるんですが、大丈夫っすか?」
「ぅーん。まぁ大丈夫だと思います。何匹ですか?」
「13匹です。」
無理です!
 ・・・惜しい!ちょっと返事を被せすぎたかな。というか違う問題点が出てきたので、こちらから却下である。

次だ!次!気持ち切り替えていこう!パート3

3人目の内見を終えて、うむ。ちょっ・・・以下略(3回目)

 4人目の内見者は、事務所倉庫使用!?
「こんにちわ。事務所倉庫での利用ですか?」
「はい。内装は自分たちでリノベしていいんですよね?」
「大丈夫です!何の事務所ですか?」
「家具です。家具の保管と事務所で使用予定です」
「いいですね。」
「エアコンとか交換してもらえますか?」
「エアコンと電気配線と給湯器は貸主負担で、交換可能です。」
「わかりました。では、よろしくお願いいたします。」
・・・あれ?とんとん拍子に話は進み契約することになった。

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編集長
ゴリラ不動産 編集長です。 Airbnbのスーパーホスト 空き家を活用して民泊施設へ改修した「民泊奮闘記」を発信中です。
また、ボロ戸建ての再生や、不動産に関するエッセイなどを発信しています。
宅地建物取引士|賃貸不動産経営管理士|不動産コンサルティングマスター
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