不動産

ボロ戸建て DIYスタート編 昭和がひょっこり顔を出す

gorilla

ボロ戸建て物語 DIYスタート編 昭和の建物をリフォームしよう

どうもゴリラ不動産です。
前回、手に入れたボロ戸建て(昭和レトロ家)
翌日、さっそく鍵を握りしめ、現場調査に向かいました。今回の目的は、リフォーム内容を決めることである。

スケールを握りしめ現場へ!

 まずは、リフォーム工事の為の、採寸作業である。
スケールを握り、所狭しと採寸を始める。
昭和の建物は、やけに、部屋数が多い。最近の戸建てなら15帖のリビングなどを作ることが多いが、昭和の建物は、部屋数が多いことが正義なのだ。
 そして、今更気が付いたが、この家、何回も増改築、リフォームをしているのである。

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そして時より、昭和がひょっこり顔を出す。

 まず現れたのは、防犯性能ほぼ0と思われるサッシについた鍵。
「ネジ締り錠」というものである。使い方がよくわからない。
見る人によっては、「お洒落!」「レトロ可愛い」「懐かしくて涙が止まらない」という人もいるであろう。
 …僕は好きではない。

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■アルミサッシの登場で消えていった
「昭和35年にはアルミサッシの採用が本格化し40年代にはほぼ100%ということから、その時期には捻子締り錠の姿も前時代の遺物と化してしまったのかもしれません。」とのこと。
…この家も、前時代の遺物なのだろうか。
…悲しい。

続いて現れたのは、模様のついたガラスである。
これは、皆さん見覚えがある方が多いと思います。いやまだまだ現役だよという方もいらっしゃると思います。
 このガラスを「型板ガラス」と呼び、昭和40年頃に大流行しました。色々な模様があり「夜空」「銀河」「らんまん」「サーキット」など、若干中2病のようなネーミングが気になるが、今は生産していないらしい。

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さらに現れたのは、2階のトイレである。
僕がこの世で一番嫌いな和式トイレである。お腹の緊急事態宣言禍でも使いたくない、頑なに拒否するべきトイレである。
 洋式トイレしか使えない僕は、心からありがとう欧米化!である。ウォシュレット最高!!

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最後に謎が残ったのが、模様のついた柱である。
床の間の横に立てられた床柱は、ボコボコしていてカッコいい。取り敢えずこれは、残しておこう。…何に使えるのだろうか。。

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気がつけば、日が暮れた。

またしても、昭和にトリップしてしまい、気がつけば夕方となっていた。採寸作業も終わり、なんとなく、イメージが湧いた。
 壁や襖をぶち抜いて、部屋をくっつけようと、決心した。

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ベランダから見える夕日がとても眩しかった。

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編集長
ゴリラ不動産 編集長です。 Airbnbのスーパーホスト 空き家を活用して民泊施設へ改修した「民泊奮闘記」を発信中です。
また、ボロ戸建ての再生や、不動産に関するエッセイなどを発信しています。
宅地建物取引士|賃貸不動産経営管理士|不動産コンサルティングマスター
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