ゴリラ旅行記 倉敷の美観地区で時間を忘れる旅
倉敷の美観地区で、古い建物を巡る旅
どうもゴリラ民泊・不動産ブログです。
前回は、尾道で食欲を爆発させてきました。
今回は、電車で足を伸ばし倉敷へ行ってきました。
特に感心したのは、倉敷美観地区と呼ばれる、伝統的な町並みが保存された地区です。全体の敷地面積は約21ヘクタールあり、特に観光スポットでもある倉敷川周辺は、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選出されている場所です。
倉敷駅に到着すると、「あれ!?」思ったより都会じゃん。
パンフレットに掲載されていた古き良き街並みが全然ないじゃん。と不思議に思う。
それもそのはず、駅前は普通の都市計画区域であり、保存されているエリアはここではないのだ。日々不動産に触れていると、すぐに倉敷市のホームページなどを調べてしまう。悪い癖である。すぐに重要事項説明書をつくる調査をしてしまう。
看板に「倉敷美観地区」はコチラという表示を見つけ、とぼとぼと商店街を歩く。
すると、山の上に迷い込む。大きな岩が出迎えた。
阿智神社でオリジナルおみくじ「いろはうら」を引いてみた。
あれ、道を間違えたかなと、山道を登っていくと、阿智神社に到着した。ここは、倉敷中心市街地の鎮守神であり、倉敷美観地区を眺められる場所である。
瓦屋根に白い外壁が特徴的な街並みが集まっている所と、住宅マンションが集積している所が奇麗に分かれていて、とても面白い街並みである。
ちょっとディズニーランドを思い出す。夢の国と市街地の狭間が面白い。
境内に着くと、全48通りの運勢を48色の色とりどりのみくじ紙に記してある「いろはうら」というおみくじがあった。当然引いてみたのだが、「せ」凶帰吉(きょうきちにかえる)という、なんだかなぁという結果だった。
白と黒のコントラストが素敵 焼杉の外壁の美しさに惚れ惚れする
山の麓から、階段で降りていくと、いよいよ美観地区である。
塗屋造といわれる町屋が連なる景色にワクワクする。ここは僕にとっては、夢の国である。塗屋造にも種類があって、エリアごとに多少の違いがあるのが面白い。
特に、印象的だったのが、外壁に使われている焼杉である。最初は火事にでもあったのかなと思ったのだが、至る所で見られるので、これは、何の素材なのだろうかと調べた。一般的なサイディングと違い様々な自然的な模様が美しい。
倉敷の痺れる建物を見て、足が止まる
町屋の建物だけでなく、土蔵造、店蔵造など歴史ある建物が、そこら中にあり、足が止まる。お店も古い建物を上手に使って、雰囲気を壊さないリノベーションがそこにはあった。
なんて素敵な街並みなのだあろうか?
でも、ここに今も住んでいる方もいるそうである。それはそれで、大変そうだな。
1棟くらい売ってないかなぁ。