不動産

ボロ戸建て DIYで改修したら迷宮入りした話

gorilla

ボロ戸建て DIYで改修 精神と時の部屋に迷い込む

どうもゴリラ不動産です。
前回は、庭にあった切り株3兄弟をくらしのマーケットで依頼した業者に、伐根してもらいました。

残る改修箇所は、ボロボロの錆びたベランダの塗装です。
まずは、ホームセンターへ行き部材を揃えます。特にベランダの手すりの傷み具合が酷く、錆止め塗装をする必要がありました。

最近では、あえて汚す、あえて剥がすというエイジング塗装が流行っております。アンティーク調にしたり、ヴィンテージ風にすることで、お洒落感を出すものらしいです。

エイジング塗料
https://www.diy-shop.jp/second/penki/aging.html

築50年のエイジングを見よ!

まぁ、こちとら50年のエイジングである。
わざわず汚す・剥がすことをする必要もなく、汚れ・剥がれているのである。
意図的に、クラッキングを起こす必要もなく、長年の太陽光線・風雨にさらされた結果、誰にも真似できないエイジング(経年劣化)を起こしたのである。

この錆びた鉄部を、ワイヤーブラシと皮スキで、ひたすら剥がしていくのである。
最初は、とても楽しいのである。ボロボロ剥がれる塗膜に、集中力も研ぎ澄まされ無我の境地へ導いてくれる。
 しかし、それは30分間だけである。その後は、地獄が待っている。ひたする、中腰になったり、屈んだりしながら、ゴシゴシと錆を落とす。

何時間ゴシゴシしただろうか?
これは、新しい瞑想方法かもしれない。肉体の限界の先に、精神世界の悟りを開ける気がする。皆さんには、宗教や瞑想に頼らず、是非限界までゴシゴシして欲しい。
きっと何かが見つかると思う。
僕は、途中でゴリラが動いているのを見た気がする。

塗装作業にチャレンジ

ケレン作業に飽きた僕は、早く塗装をして帰りたかった。
ケレン作業は塗装をする前の大切な下処理である。この作業をいかに丁寧に出来るかが、ポイントになるという事だ。
(僕には、出来なかった。なぜなら、また腰を粉砕したから)

後日、ケレン作業を終えたベランダの高圧洗浄を行い、いよいよ塗装にチャレンジである。ローラーと刷毛を用意して、ひたすら塗装をしていく。
そして、またしても、同じ作業の繰り返しにより無我の境地が近づいてくる。
僕は、ロボットなのだ。気が付けば「精神と時の部屋」に迷い込む。

精神と時の部屋から出てくると、なんと塗装は終わっていた。
養生作業をしていなかった為、お気に入りのジャンパーが塗料まみれになっていた。
刷毛とローラーと一緒にジャンパーをゴミ箱に投げ捨てた。

アトリエハウスの完成

そんな、DIYを繰り返し、天井の復旧作業、玄関の照明交換などを済ませて、構想していたアトリエハウスが完成した。
あとは、入居者を見つけ出すだけだ。



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編集長
ゴリラ不動産 編集長です。 Airbnbのスーパーホスト 空き家を活用して民泊施設へ改修した「民泊奮闘記」を発信中です。
また、ボロ戸建ての再生や、不動産に関するエッセイなどを発信しています。
宅地建物取引士|賃貸不動産経営管理士|不動産コンサルティングマスター
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