ゴリラ農園 収穫編 紅くるりとの7日間戦争
gorilla
民泊・不動産ブログ
どうもゴリラ不動産です。前回は、紅くるりを大量に植えた結果、毎日毎日紅くるりを食べ続け、紅くるり症候群を発症し、危うく離婚の危機を迎えました。
凝りもせず、同じ過ちを繰り返すのが世の常であるが、ご多分に漏れず僕も、反省もせず、多量の種付けをしてしまった。
特に大変だったのが、水菜とほうれん草である。
撒いた種が発育して収穫シーズンになると、大量の野菜が収穫できるのである。出荷する農家さんはこれで問題ないのであるが、生産者兼消費者である僕は、収穫量イコール消費量となる為、意地でも消費量を増やさなければならないである。
収穫後には、大量消費のノルマが課せられる。最初は良いが段々とレシピが底をつく。クラシルでレシピを見つけては、味を変え、品を変え、食卓で消費する毎日である。馬鹿なので、うっかりスーパーでホウレン草を買ってくるという痛恨のミスもあり、冷蔵庫の野菜室はいつも満タンである。
ただ、早朝の畑は、本当に美しい。
朝露と朝焼けに照らされた野菜は、キラキラ輝くのである。
また、枝豆の発芽も何とも言えない愛でたさで、愛おしくなる。
そして、僕が冬を越して丹精に育てているネギに異常事態が発生した。
そろそろ、収穫できそうだなと、収穫してみたが、何かが可笑しいのである。
「あれっ?足が短くない?」
ネギを引っこ抜いたら、足が短い。異様に短足である。
緑の部分はスーパーで売っているネギと見劣りしないくらい、立派に育っているのであるが、白い部分が短い。
「君、短足だね…食べる部分が少ないね…」
僕らが食べているネギはスーパーモデルなのかもしれない。
美しく白く、すらっと伸びた足を持つスーパーモデルネギ。
かたや、僕が丹精込めて育てたタンソクネギ。
この世は理不尽である。
育て方を間違えた…