民泊

2022年度 民泊運営奮闘記 Airbnbスーパーホストになった話

gorilla

2022年度 民泊運営奮闘記 民泊を始めて実験的なサービスをスタート

どうもゴリラ不動産です。
2019年コロナ禍でスタートした民泊事業。2022年度も無事運営することが出来ました。
当時の、初めての予約からチェックインにワクワクドキドキしていた気持ちが、ついこないだのような感覚ですが、もう2年間運営してきたのだと感慨に耽ります。

民泊施設を始めたきっかけは?

そういえば、民泊施設を始めたのは、別荘が欲しいという、ひょんなきっかけからだったのですが、施設のコンセプトを作るときに、自分の原体験などが素材となりました。
 民泊施設のコンセプトは、
「あと何回 集まれるだろうか?」
コンドミニアム相模湖BASSHOUSEでは、相模湖地域にある地域の文化や特色を非日常空間で、家族友人とのかけがえのない時間を五感で感じ、
「体験価値を創造する」空間づくりを目指しております。​​
というものである。
 これは、裏を返せば、「もう、皆で集まることは出来ない」という事でもある。
 僕自身、今まで生きてきた中で、思い出に残る場所や忘れられない場所がふと浮かぶ事がある。
いくつかの場所は変わってしまったけれど、ずっと変わらない場所もあれば、なくなってしまった場所や、まだ残っている場所もある。
 そういった場所には、家族や恋人、友達と過ごしたひと時があって、僕は今でもそれらをはっきりと思い出せる。
 死んでしまった人もいれば、まだ生きている人もいる。この人生で出会ったそんな人達みんなを僕は愛している。

There are places I remember
All my life though some have changed
Some forever not for better
Some have gone and some remain
All these places have their moments
With lovers and friends I still can recall
Some are dead and some are living
In my life I’ve loved them all

In My Life – The Beatles

この民泊施設が、きっといつか誰かの人生を振り返った時に、そんな忘れられない場所になっていることを願っている。

多くの方に、民泊施設をご利用頂いた。嬉しいことも大変なこともあったけれど、宿泊した方の思い出の場所の1つになれれば、民泊冥利に尽きる。

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2022年度のゲスト様数

ゲストノートと インスタントカメラ

そんな想いで始めた民泊施設だが、ゲスト様の思い出に残る場所にする為、実験的にサービスを追加した。

1つは、ゲストノートである。
ゲストノートは、宿泊したゲスト様が自由に書き込めるノートである。
過去に宿泊したゲストの書き込みを見ることもできるし、僕自身も色々な書き込みを見ることで、施設の改善や、純粋にゲストの楽しんだ様子を垣間見ることが楽しいものである。
 これは、山に登った時の山小屋ノートを見たときに、色々な想いや、思い出が書き残されていて、面白かったのがきっかけである。
スマホで検索すれば、たいていのことは、見つけることが出来るが、ゲストノートは、その場所に行かなければ見ることは出来ないし、同じ場所で過ごした人が、直筆の文字で書きこんだ事を垣間見ることが出来る。とてもアナログだけれど、なぜか共感したり、嬉しくなってしまう機能がある気がするのである。

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ゲストノート 好きなことを書きこめる

2つ目は、インスタントカメラである。
民泊施設に置いてあるチェキは、撮ったその場で、プリントが楽しめるものである。昔で言うポラロイドカメラである。
撮影をすると、カメラから、フィルムが送り出され、徐々に撮影した画像が浮かび上がってくるものである。
 今は、もはやスマホで写真を撮ることが、普通となっているけれど、インスタントカメラで撮影した、どこか古めかしくて懐かしい、この世で1枚しかない写真は、そこで過ごした時間を見事に切り取ってくれる。
ラインで写真を共有したりすることが、出来ないけれど、この世界で1枚しかないアナログな写真は、何年後かに机の中から出てきたら、きっとその価値を輝かせる機能がある気がするのである。

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instax チェキ 思い出の1枚を残せる
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【記事解説】

2022年度も無事民泊事業を終えることが出来ました。
多くのゲスト様のおかげです。ありがとうございました。
Airbnbのホストとして、ゲストノートに書かれている楽しそうな雰囲気は、本当に嬉しくなります。

先日の出来事ですが、男子高校生8人の記録というゲストノートの書き込みがありました。
時系列に民泊施設で過ごした様子が伺えて、深夜の「恋バナ」なんて書き込みを見たときには、どこか嬉しく、むずがゆい気持ちになりました。

ゴリラは、高校を卒業して何十年も経ちましたが、あの頃の記憶が呼び覚まされて、どこか恥ずかしい気持ちと懐かしい気持ちになりました。

民泊施設が、いつか・どこかで、そんな思い出の場所になれれば、嬉しいですね。

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編集長
ゴリラ不動産 編集長です。 Airbnbのスーパーホスト 空き家を活用して民泊施設へ改修した「民泊奮闘記」を発信中です。
また、ボロ戸建ての再生や、不動産に関するエッセイなどを発信しています。
宅地建物取引士|賃貸不動産経営管理士|不動産コンサルティングマスター
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